「関わりことば」は、人や物とどう向き合い、関わりを持っていけばよいのかを学ばせてくれます。

 

 

発達に問題がある子は、ことばだけでなく、ときに遊びや運動、身のまわりのことにも遅れを見せがちです。その理由として、感覚などに特別な問題を持つ子がいることがわかってきました。

また、ことばへの理解がスムーズにできず、あるいは人への関心が薄いために、物事への意欲が弱かったり、人との関わりが持てなかったりします。

こういう子に、いま何をすればいいのかを知りたくて、保護者の方や先生方がクリニックにおいでになります。そのときに発達診断の結果をもとに、ことばや運動、また身辺自律などの、現在の課題を伝えます。それとともに、その課題を教えることが、子どもの発達にとってどういう意味や役割を持つかについてもお話しします。

強調するのは、声かけをし、説明するときに使うべきことばです。それが、一群の「関わりことば」です。それらのことばは、物事への新しい見方を子どもに教えてくれます。いわれたからやるのではなく、理解を深めるために、何かに取り組むことにつながります。そのことが、子どもの関心や意欲を高めることにもなります。